未経験からスタートするときの役割

未経験からスタートするエンジニアの役割は、仕事を覚えることとひたすら業務をこなすことです。エンジニアの世界を知っていることが何よりも強みになり、問題の解決方法や処理の仕方は経験則から導き出されることが少なくありません。そのため、数をこなして仕事を覚えることが未経験者には必要となってくるのです。仕事をしているうちにダメなことや大丈夫な範囲も分かってきます。仕事を覚えながらスキルアップのために資格の取得が必要になってくることもあり、資格を持っていると行える仕事の範囲が広がります。
未経験者のもう1つの役割が、指示された業務をひたすらこなしていくことです。膨大な量の業務をこなす必要があるエンジニアはチームで仕事を行うことも多く、未経験者ができるのはその業務の一部を担うことでしょう。自分で考えて仕事をこなすよりも、指示に従って作業をすることの方が多いです。経験を積んでいけば1人で考える場面も出てきますが、始めのうちは上司や先輩のサポートのための作業に徹することが多くなります。
業務の手順や内容を覚えることも大事な仕事の1つです。チームメンバーと同じような仕事の仕方をしていないと、行き詰ってしまったときに困るでしょう。自己流に変えるのは仕事ができるようになってからでも遅くはなく、チームに貢献できる仕事の仕方を覚えることが先決です。未経験ということを始めはしっかり意識して仕事をすると、周りもちゃんとサポートしてくれます。